わたしが夜中に「とんかつ」を揚げるわけ

a0087045_5233929.jpg
それは自分のためである。
料理を作って、それを食べてくれる家族がいることが
どんなにしあわせなことか
ちゃんとわかっているからである。
a0087045_5235893.jpg
こんなうつわを夢中で作れるのも
a0087045_5241455.jpg
夜中に「とんかつ」を揚げるのも
家族、そして良い仲間、あったかい友達がいてくれてこそ生まれるタフさである。
こんなこと言っても「陶芸とことん月間」は
2日連続マクドナルド、チャイニーズデリバリーごはんもあるのである。
3日目くらいになると、家族からのなにげなーい
「もっとかまって、気にかけて」光線を感じるのである。
気付かせてくれてありがとう。
旦那さん、いつの間にかコンピューターの中で可愛い金魚飼ってたわ。
リアルな金魚なのにやけに可愛い金魚。
よく見たら、黒目がち。修正してるわ。黒目がちは可愛いのね。
だから女の子、カラーコンタクトで黒目デカくするのね。
私も数年前、チャイナタウンでグレーとブルーのカラコン作っちゃったわ。
うっとおしくて1回しか使ってないわ。もったいないことしたわ。
人間、こうしていろいろ学んでいくのね。
今は本当に求めているもの、必要な物しか買わないわ。っていうか買えないわ。
今は瞬時にやるべきことの優先順位を判断できるようになったわ。
今夜は「黄色いチーズが入ったとんかつが食べたい」
息子が優先順位第1位。
「おいしいパンでハムとレタス、トマトのサンドイッチが食べたい。」
旦那さんにもササッと作ったわ。
a0087045_5243163.jpg
能天気なじゃじゃ馬といわれていた私に
こんな大切なことを気付かせてくれたのは
天国で見守ってくれている、わたしの弟からの贈り物
そして、ここニューヨークでの暮らしの中で培って来た
とても大切な宝物だ。
テロの日、グラセン34階オフィスにいた私
緊急避難命令で階段で地上まで降りた。
あるときは陶芸スタジオ前の路上で車が大爆発
すごい地響きと爆発音に窓から外を見ると
煙がモクモク、ポリスや消防車が集まっている。
みんな数分前、数秒前にその車のすぐ隣りを通っている。
とっさの判断でみんなで階段で避難した。
数時間後、なにもなかったかのように
楽しげにロクロを回すニューヨーカーのタフさが好きだ。
10年前、きれいな虹が空にかかったハワイで弟は天国へ旅立った。
一緒にいた、まだ小さかったうちの息子も生死を彷徨った。
だから元気で走り回る息子を見ているだけでしあわせだ。
足をのばして眠れることのしあわせにも気付いた。
数ヶ月の病院生活、息子のベッドの横で床に新聞紙敷いて寝たよ。
椅子で寝るのはキツいぜ。
小さなことは気にしない。元気でありがとう!
いろんなことが起こる毎日、生きていることに奇跡を感じることがある。
穏やかな気持ちで安心して暮らしていたい。
まわりのみんなも、いつも良い気分でいてほしい。
一緒に過ごす器たちも、そんな気持ちで作っている。
いつのまにか天使がいっぱい。
「○○くんは天使みたいでした、、、。」
ハワイで弟のまわりのひとたちが言ってくれた言葉。
とっても嬉しくて、ずーっと笑顔の私。
さぞかし不謹慎な姉に見えたことだろう。
小さい頃から、
「天使のように優しい弟」と「じゃじゃ馬、放し飼い状態の姉」であった。

人気blogランキング
[PR]
by unionsquarepotter | 2007-01-28 07:54 | 器と料理 おやつ
<< にこ天使 修行僧な日々 >>